「英語で話そうよ。」

近所の公園で「私、英語習ってるの。」と誇らしげに教えてくれる子どもたち。「へぇ、そうなんだ。カッコいいね。」「じゃあ、ちょっと英語でお話ししてみようか。」と軽い気持ちで誘うと決まって返ってくるのは、

「え〜やだ〜。」「だって英語喋れないし。」「恥ずかしい。」

わざとガッカリした表情を浮かべて、「So let’s talk about your favorite foods. (好きな食べ物は?)」など話題を振ってみてもダメ。恥ずかしがってなかなか英語をしゃべってくれません。

そんな時に有効なのは英語発音A to Zなどの発音練習スマホアプリ

単語や短い文章のお手本を聴いてからスマフォに向けて発音をすると100点満点で点数が表示されます。子ども達はゲーム感覚で夢中になっていろいろな単語の発音をし始めます。

待ちに待った「恥ずかしさ」が消える瞬間。

恥ずかしさが消えた子ども達はゲームで使った単語を私に向かって大きな声で発音してくれます。

「できないからやってみる」の姿勢が大切

スマフォアプリは良いきっかけ作りになりますが、やっぱりスマホにではなく人間どうして恥ずかしがらずに英語を話したいですよね。どうしたら良いでしょうか?

ここでも大切なのは日頃の心がけと習慣、つまりルーティン

学園の森 ENGLISH では学習を始める全ての年代の生徒達にフォニックス学習のルーティンを課しています。毎日最低15分は音を聴いて、動画を見て、文字を見て実際に英語の音を口から出していきます。

やはり大事なのは実際に発音してみること

頭で法則や仕組みを理解して卒業ではなく、何度も繰り返して実際に音を出していくことで自信を持って英語が話せるようになります。

親も先生もお手本になろう: いっしょにHands-on!

では子ども達が人前で英語を話すことへの恥ずかしさの源はどこでしょう?それはまわりの大人達から受け継いでいます。

「間違えたらカッコ悪い」「私の発音なんて恥ずかしくて」

などと思う前にとりあえずビデオの真似をして子どもの前でフォニックスの練習をやってみてください。大事なのは正解を見せることではなくて、物怖じせず、実際にやってみる Hands-on の姿勢です。

「恥ずかしさ」を乗り越えよう

子ども達は小学校に入学して学校生活に慣れてくると、クラスメートと自分をいろいろな場面で比較することを始めます。

「できないと恥ずかしい」「なぜ私はできないの?」

こんな頭の中でのJudgement (判断・決めつけ)を凌駕するような、「できないからやってみる」= Hands-on の姿勢を親や先生が身をもって見せ続けることが英語の習得に限らず、これからの子ども達が生きていく上での支えの一つになります。

未知のものは出来なくて当たり前。大人もこどももどんどん Hands-on していきましょう!